今日も気持ちいい晴天で気温も20℃ほどと、一年で一番快適な季節を迎えています。
家内の実家がコメ農家だったこともあり、毎年ゴールデンウィークは田植えの手伝いと決まっていました。
猫の目のように体感温度が変わる時期で、半そでのシャツを着る日があったり、ウインドブレーカーがないと寒くて耐えられない日があったりといった感じです。
どこまでも青い空の下、耕した後に数日寝かせた田んぼは鏡のようになめらかです。
たまにシラサギが飛来し田んぼの中の獲物をゆっくりとものにしていきます。
さえぎるもののない水田の風景は農家の息子でもない私にも郷愁を感じさせる不思議なものでした。
そこに田植え機を丁寧に操り、曲がらないように苗を植えていきます。
種籾から苗にする工程やそれを田んぼに運ぶ、運んだ苗を機械にセットする。。。作業はいくらでもありますが、数日のお手伝いではせいぜい力仕事を少しと機械の操作を経験するくらいでした。
今では両親ともに高齢になり田植えや稲刈りを請負業者にまかせてしまっています。
もう田植えの手伝いに行かなくなって8年にもなるんだ。。
と昔の手帳を見ながらしみじみ思う。