おはようございます!
日曜日の尾張西部地方の天気は雨です。
歴史的な混乱を経て誕生したバイデン大統領。
1月20日の就任以来2か月以上が過ぎました。
大統領選挙期間中は両候補とも一歩も引かず、社会を分断するかのような報道がなされました。
トランプ氏の言論が封殺され、選挙結果は改ざんされ。。。。
もはや民主主義は終わるのかといった論調がネットメディアを中心に展開されました。
バイデン大統領就任後も前政権を否定する大統領令に多数署名しているといった情報がまことしやかに報じられました。
CNNやニュヨークタイムズなどのメインストリームメディアなどは米国民の大半が信用していないなど真偽不明の情報も毎日のように飛び交いました。
七十数日間で今のところ、民主主義が終わってしまったということも言えないでしょう。
ネットメディアの規制が強化された事実はありますが、大統領選をめぐり渦巻いた陰謀論の行き過ぎた表現の規制だともいえるでしょう。
バイデン大統領は一応、押し寄せる移民にストップをかけていますし、アメリカ市民に不利になる政策を始めたわけでもなさそうです。
既存のメディアも変わらず配信を続けていますし、消えてなくなったわけではありません。
私たちは誰しも、その場に居合わせて見聞き、体験したこと以外は何も知りえません。
ただ、事実らしいことを積み上げてぼんやりと全体を推し量ることしかできません。
先走った先鋭的な報道は大変魅力的ではありますが、注意して受け止める必要がありますね。
雨の日曜日。
1961年の6月25日は日曜日でした。
ニューヨークのヴィレッジヴァンガードがまだ食事のできるライブハウスだった頃です。
演奏が評判だったビルエバンズ、ポールモティアン、スコットラファロのトリオの録音のためにステージに機材が運ばれました。
目の前には食事をするお客さんがいて、ウエイトレスは注文を取り、運ばれた皿のカチャカチャという音。
楽しそうな笑い声、まばらな拍手。
60年前のヴィレッジヴァンガードの日曜日を切り取ったこのアルバムに耳をすませば、素敵な演奏以外にも聴こえてくるものがあります。

BILL EVANS TRIO
『Sunday at the Village Vanguard』