今思い返してみれば寒くなりかけた10月中旬頃から何となく感じる懐かしさがありました。
すぐには気づかず、一体何が懐かしい感じなんだろうと思っておりました。
ある夕暮れどきに犬の散歩でいつもと違う道を通りかかった時のこと。
これだ! と思い当たりました。
薪の燃える匂いだ。
振り返って見ると10月17日のブログに秋の日の懐かしさについて綴っておりました。
そう、MILES DAVISの「枯れ葉」を聴きたかったあの日です。
ようやくその原因がわかりました。
うちもそうでしたが小さい頃は薪のお風呂がまだ一般的で、あちこちから煙のにおいがしていたものです。
それも不快な匂いではなくどこか郷愁を誘ういい香り。
うろうろと近辺のお宅を見ていると、ありました!
おしゃれな木調のデザインのお宅の煙突から薪ストーブの煙が立ち上っています。
いや~、かっこいい!
そして暖かそう!
それでもって、薄く流れてたどりつく煙もちょっと私を幸せな気持ちにしてくれる!
灯油や電気や味気ないエネルギーにはない心地よさや温かさがあるんだろうなぁなどと考えています。
ただ本当に自宅に薪ストーブがあったらいろいろ大変なことも多いんだろうなとも思います。
掃除のことだけ考えてもちょっと腰が引けますもんね。