おはようございます!
5月12日。
曇天の木曜日。
今にも雨が降り出しそうな午前11時過ぎです。
もう25年も前の話。
大学の学生課の窓口に派遣社員のネームプレートをした女性を始めてみました。
「大学の学生課の仕事をしているけど大学の職員てわけじゃないの」
メガネをかけた優しそうなその女性が学生に説明していたのを思い出します。
時はまだ潰れてしまったバブルよもう一度といった雰囲気をほんの少し残していました。
私はというと転職のためだったか、試験を受けるためだったかで学生課を訪れていました。
「派遣で稼ごう」
といったキャッチフレーズも聞いた覚えがあるので、高収入を見込める職種もあったんでしょうね。
今やどこにでもある、かなり一般的な雇用形態になりました。
終身雇用とは違い期間契約の縛りがあるため、どうしても企業側の都合で契約を解除されたり、労働単価の引き下げを強いられたりと長い時間をかけて日本型の雇用形態が崩壊していきました。
世界で日本だけその前につけた株価を上抜けていません。
一体だれが幸せになったんだろう?