義父(おやじ)とゴルフ

昨日から今日にかけて豊橋市に出張で出かけてきました。

天気は下り坂で今日の午後などは大変な土砂降りでした。

クルマで出かけることがめっきり減ってしまいましたが、久しぶりの雨の高速道路のドライブも新鮮で楽しかったですよ。

家内の実家にみんなで泊まって、夜は姪の子供たちも一緒に寝て、にぎやかな一夜でした。

気になるのが二人暮らしをしている家内の両親です。

明るくにぎやかな義父の表情が会うたびに乏しくなっていくように感じています。

80歳になる義父はとりわけ私に優しく接してくれました。

30年近く前、「わしはどうしても、あんたと一緒にゴルフがしたい。だからこれをあげる。」とクラブを2セット、私と家内の分をポンっと買ってきてくれました。

1,2回ゴルフ場にも連れて行ってもらいましたが、その当時仕事で試験を控えていたりして、私がお付き合いできずにクラブはそのまま25年も家で眠ることになりました。

4年ほど前ゴルフを始めようと決めた時、家にあるそのクラブを使うことにしました。

もうその時には義父は長い距離を歩くことができず、すっかりゴルフをやめてしまっていました。

なんともタイミングの悪い話ですが、義父との大事な思い出です。

いつもお互いを気にかけて、あちこち旅行にも一緒に出かけました。
私の住む町で二人して飲み歩いたのもいい思い出です。
ほかに悔いることはないのですが、30年前ゴルフを一緒にやれなかったのはやはり悔やまれます。

月に一度は家内と娘が実家に様子を見に行きます。

私は別の日に一人でふらりと立ち寄ります。

息子たちも近くに住んでいて週に一度は様子を見に立ち寄ります。

孫たちも20代になり車で様子を見に来てくれます。

二人暮らしを見守る厚い人脈はあるのですが、ぼんやり過ごす時間が多いのでしょうか。心配ではあります。

なるべくたくさん会いに行くくらいのことしか思いつかないのも情けないですが、少しでも刺激のある生活を送る方がいいように思います。

帰ってきて早速プレーヤーにセットしたのは
BOOKER LITTLEのその名も
『BOOKER LITTLE』というアルバム。1960年録音の粋なやつ。

ピアノトリオにBOOKERのワンホーン。
ピアノトリオがまたすごい。
ピアノはTommy Flanagan 、たまにWynton Kelly
ベースはScott La Faro
ドラムスRoy Haynes    超一流。渋いにもほどがあるメンツ。

投稿日:
カテゴリー: 日常

作成者: yellowcar

59歳。妻と高校生の娘、ビーグル犬とともに暮らす自営業者です。 仕事以外の日々のルーティンや生活、 ごくたまに黄色い車で出かける小旅行や出張など 日常の出来事やちょっとした楽しみなどを綴っていきます。

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