おはようございます!
7月20日火曜日。蝉の声激しい真夏の朝。
もう週間天気予報を見ても連日30℃を超える真夏日がならびます。
私はというと、このところたまっていた仕事も順調にこなし、いつものペースに戻りつつあります。
6月の末に愛知県福祉局福祉部地域福祉課の恩給支援グループというところに私の祖父の軍歴証明書を請求しました。
父が幼い頃、その父親である祖父が出兵したり復員したりした記憶があるだろうからちょっとした資料でも残っていたらいいなぁと考えたからです。
お知らせいたしました通り7月の9日に父はなくなってしまい、この資料を請求したことも忘れてしまっていましたが、7月16日付けでご回答いただきました。
まず、臨時召集で昭和18年9月に応召しどの連隊に所属したか、
どの港からどこに向かって出兵し何日にどこの国境を通過したか。
その後どの部隊に転属になりどこに移動したか、いつどのような進級をしたか、どの都市を転戦したか、どの港から帰途につき最終どの港に復員したか。
これが事細かに記載されています。
私の祖父は軍幹部ではありませんでした。
召集令状に応召し二等兵から出発した兵隊でした。
中国戦線をタフに転戦し衛生兵として最終的に上等兵に進級しておられました。
戦後は穏やかにすごし、戦争について語ることはありませんでした。
昭和18年9月から21年4月復員までの約2年半の軍歴を戦後80年たった今でも日本国と愛知県は大事に記録してくれていました。
そして請求すればすぐに開示に応じてくれました。
本当に素晴らしい国や自治体に私たちは守られているのだと実感した出来事でした。